希興の特徴
公共牧場の運営管理と酪農×和牛繁殖のユニークな経営
北海道の広大な十勝平野に位置する浦幌町。雄大な太平洋を望むこの町には、数々の自然豊かな観光スポットが点在しています。なかでも、「パラグライダー場」や「森林公園」などが有名どころ。浦幌町は「農・林・漁業の一次産業」を基幹産業としており、農業では畑作、畜産業が盛んです。この地で、「自社」農地面積75haの牧場を経営しており、放牧を主体にした「ロボット搾乳の酪農」と「和牛繁殖事業」を組み合わせた畜産業を展開しています。
広大な農地×大規模牛舎
さらに、公共牧場の受託事業も行っており、「377ha規模の広大な牧草地」と「10棟の畜舎で地元の酪農家の方々の乳牛の育成牛の受託事業」を行っています。
公共牧場としての役割
地域の飼料基盤としての期待
公共牧場とは、地域の畜産の振興を目的として、農家等から牛の預託を受け、乳牛もしくは肉用牛の集団による育成やその繁殖、乾牧草等の飼料の生産などを行う牧場です。浦幌町の畜産を支える牧場として、大きな役割を担っています。
牧場内での循環農法
牛から発生した糞尿を、放牧地と牧草の堆肥として使用しています。弊社牧場では「牛→土→草→牛」の循環農法と家畜の繁殖、育成、搾乳すべての工程に携わる経験を得ることができます。
「放牧」へのこだわり
浦幌町で磨かれた「放牧力」
放牧では、草の刈り取り、給餌の大部分を牛が自らが行うため、飼養コストの低減を図ることができます。また、飼料調製・給与、糞尿処理に要する労働時間が短縮されるといったメリットがあります。
その一方、適した放牧地の確保や季節を通じて牧草を高栄養に保ち、草地を無駄無く利用するためには、放牧技術を習得する必要があります。
環境として浦幌町はその条件に適した土地であり、恵まれた環境から放たれる放牧技術が株式会社希興の強みです。
酪農のすべてを行います
株式会社希興では、繁殖・育成・搾乳といった酪農のすべての工程に携わることができます。
会社概要
Company profile会社名:
株式会社 希興
設立:
2010年10月
代表取締役:
三宅 英彰
本社住所:
北海道十勝郡浦幌町字十勝太187番地
TEL:
015-576-3766
FAX:
015-576-3169
事業内容:
公共牧場の管理業務受託
和牛繁殖事業
搾乳事業
代表あいさつ
Greetings
弊社は農業を行う農業生産法人です。農業の中の畜産業を行う、「うしやさん」です。
社内の事業は三つの部門があり、牛乳を搾る搾乳部門、肉牛を育てる肉牛部門、
酪農家さんの育成牛を預かる委託部門を経営しています。
この三つの部門で職員の方々が自分に適性がある場所を選び日々業務に精励しています。
牛たちの食料となる牧草を育てるための牧草地の土壌管理をし、牛たちの排泄物を活用とした低コスト循環農法を実現しています。
広大な広い牧草地で放牧を主体に家畜と共に働く会社です。
代表取締役 三宅 英彰
- 来 歴 -
北海道農業大学を卒業後、浦幌町役場で36年間に渡って町営牧場担当を勤め上げた地域畜産業のプロ。
定年を迎え、2010年に現在の公共牧場管理会社である「株式会社希興」を設立。
69歳となる今も、現役で活躍中。